自動車とは?


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自動車の定義

自動車の定義って、自分はあまり考えたことはないですけれど、ぱっと考えて思いつくのは、「自動で走る車」ということ。
って考えると、車って何だろう・・・

大辞林(三省堂)で「車」を検索すると、このように書かれています。

(1) 軸の周りを回転するようにした輪の形のもの。車輪。

(2) 車輪をつけてそれによって進むようになっている乗り物や運搬具。

「車輪」は、機械工学の分野でも大事な一つの要素。
その「車輪」を使った乗り物に、自動で走るシステムを組み込んだものが自動車と言えると思います。
そうなると、電車も自動車?
「自動車」という言葉の意味だけを考えれば電車も自動車とも言えます。

が、電車のことを自動車なんて言いませんよね。
先ほどと同じく、大辞林(三省堂)で「自動車」を検索すると、次のように書かれています。

原動機の動力で車輪を回転させ、軌条や架線によらないで走る車。特に、乗用車。

こう定義することで、みんな誰もが「自動車」と聞いたらあれと思い浮かべるものになっているのではと思います。
まあ、自動車の定義を考えてもあまり意味はないかな・・・

自動車の分類

自動車の分類方法はおおまかに考えると、次の2方法が考えられます。

  1. ボディの形による分類
  2. 駆動レイアウトによる分類

1.のボディの形による分類は、「セダン」や「ワゴン」といった分類方法。
この方法は時代によって新しい形がどんどん生まれてくるし、その名前も世界共通でルール化されていないので、ここでは省略します。

2.の駆動レイアウトによる分類は、おおよそ世界共通で決められています。
『オレは絶対FRが好き!」とか「いやいやFFこそが万人受けする最強のレイアウトだ」なんて会話もよく聞きますよね。

それでは具体的にどんな分類ができるのか紹介します。
基本は4つだけです。

FR 【Front engine Rear drive】

自動車のフロント側にエンジンがあって、自動車のリヤタイヤのみを駆動させるレイアウトがFRと呼ばれるレイアウトです。

FRという言葉はFront engine Rear driveの頭文字をとったもの。

FRの利点は「曲がる」きっかけを作るフロントタイヤと「進む」ためのリヤタイヤとに、タイヤの役割をわけられること。また、大きな振動源であるエンジンと駆動輪を車の前後に分けることによって、乗り心地がよくなるということもあげられます。

欠点は重いエンジンがフロントにあるのに対し、駆動輪がリヤに来る事によって、リヤタイヤの接地荷重が小さくなり、その他の駆動レイアウトと比較すると、加速時にホイールスピンがしやすくなること。車好きにとっては逆に利点か(笑)
また、フロントにあるエンジンの駆動力をリヤタイヤに伝達するために、プロペラシャフトが必要となり、その分車重が重くなりやすく、室内も狭くなってしまいます。

FF 【Front engine Front drive】

FFは自動車のフロントにエンジンがありフロントタイヤを駆動させるレイアウトのことです。

利点、欠点はFRの真逆になります。

コスト、室内の広さなど生産性や利便性を考えた場合は理想のレイアウト。
現在の一般乗用車における王道レイアウトがこのFFです。

MR 【Midship engine Rear drive】

MRは自動車の真ん中にエンジンがあり、リヤタイヤを駆動させるレイアウト。

FRの欠点であったリヤ荷重の小ささを補うものとして考案されたレイアウトです。重いエンジンを車の真ん中におくことで前後の荷重配分が均等になります。運動性能だけを考えた場合はMRが最も優れたレイアウト。

しかし、エンジンが車の中心にある以上、室内スペースはどのレイアウトよりも小さくなります。
そのため、MRレイアウトが採用される車はほとんどが2シーターのスポーツカー。

RR 【Rear engine Rear drive】

自動車のリヤ側にエンジンを配置し、リヤタイヤを駆動させるレイアウトがRR。

エンジンが後ろにあるため重量配分が後ろよりになり、その分オーバーステア傾向が強くなる車になります。

現在では、RRと言えばポルシェが有名です。